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2025/06/20
<body>タグにclassを付ける方法とそのメリット
WordPressのテーマ開発やカスタマイズをしていると、<body>
タグにたくさんのクラスが自動で付いているのを見たことがあるかもしれません。これは、WordPressの関数 <?php body_class(); ?>
を使っているからです。今回は、このbody_class()
の役割とメリット、活用方法について解説します。
body_class()とは?
body_class()
は、WordPressがページの種類や状態に応じて、<body>
タグに自動でクラス名を付与してくれるテンプレートタグです。通常、テーマファイル内のheader.php
などで次のように使われています。
<body <?php body_class(); ?>>
これを記述することで、例えばトップページでは home
、投稿ページでは single
、固定ページでは page
や page-id-〇〇
といったクラスが出力されます。
使うメリットは?
この関数を使う最大のメリットは、「CSSやJavaScriptでページごとの見た目や挙動を簡単に切り替えられること」です。たとえば、トップページだけ背景色を変えたい場合は以下のようなCSSが書けます。
body.home {
background-color: #f5f5f5;
}
また、ログイン中のユーザーにはlogged-in
、管理バーが表示されている場合はadmin-bar
などのクラスも自動で付くため、UI調整にも便利です。
body_class()
は見た目や動きの制御を柔軟にしてくれる、WordPressテーマ開発において非常に便利な関数です。少しの工夫でデザインの幅が広がり、メンテナンス性も高まります。
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