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2025/06/11

WordPressサーバー移管後にCSSやJSが「http://」になる問題とその解決法

WordPressサイトを新しいサーバーに移管したとき、CSSやJavaScriptファイルが「http://」で読み込まれてしまうという問題に遭遇したことはありませんか?

この問題が起きると、
・レイアウトが崩れる
・スクリプトが正常に動作しない
・HTTPS混在エラー(Mixed Content)になる
といったトラブルが発生します。

なぜhttpになってしまうのか?

WordPressでは、テンプレート内のCSSやJSのURLを get_template_directory_uri()wp_enqueue_script() などで出力していますが、そのベースURLはWordPressが認識する「現在のURLスキーム」に依存しています。

しかし、サーバーやCDN(Cloudflare、ロードバランサーなど)を挟む環境では、以下のような状況が発生することがあります:

このとき、出力されるCSSやJSのURLも「http://」になります。

解決方法:wp-config.php にHTTPS強制設定を追加

WordPress が HTTPS でアクセスされていることを正しく認識できるよう、wp-config.php に以下のコードを追加します。
追加する場所は、wp-config.php 内の /* That's all, stop editing! Happy publishing. */ よりに記述します。

サーバー移行後に発生するリンク問題は、「見た目が崩れる」だけでなくSEOやセキュリティにも影響する重要なポイントです。
ぜひ、上記の対処法を使って快適なHTTPS環境を整えてください!

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