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WordPressの投稿詳細ページ（single.php）で、記事の前後リンクを表示する場合、デフォルトでは全投稿からの前後が対象になります。
しかし、「同じカテゴリー内で前後の記事に遷移させたい」というケースは多いですよね。

当社では、ある案件で予算の都合上、お知らせ・事例・セミナー情報などすべての更新情報を投稿からカテゴリー分けで投稿する形をとったときに、シングルページのページャーを同じカテゴリー内で前後の記事に遷移させるようにしました。

実装サンプルコード（カテゴリー限定）

以下のコードを、single.php の該当箇所に設置すればOKです。

<style>
　.pager {
　　display: flex;
　　justify-content: space-between;
　　list-style: none;
　　padding: 0;
　}
　.pager li a {
　　text-decoration: none;
　　color: #333;
　　padding: 5px 10px;
　　border: 1px solid #ccc;
　　border-radius: 5px;
　}
</style>

<ul class="pager">
　<?php if (get_previous_post(true)): ?>
　　<li class="previous">
　　　<?php previous_post_link('%link', '≪ %title', true); ?>
　　</li>
　<?php endif; ?>
　<?php if (get_next_post(true)): ?>
　　<li class="next">
　　　<?php next_post_link('%link', '%title ≫', true); ?>
　　</li>
　<?php endif; ?>
</ul>

• get_previous_post(true) や get_next_post(true) によって、「同一カテゴリ内の前後記事」が存在するかをチェック。
• previous_post_link('%link', '≪ %title', true); の true が「同じカテゴリー内のみ」を指定するキー。
• HTMLはシンプルな ul.pager を使ってナビゲーション形式に。

まとめ

single.php において、同じカテゴリー内の記事だけを前後にナビゲートするページャーは、実はとても簡単に実装できます。

ポイントは、previous_post_link() や next_post_link() に 第3引数として true を渡すだけ。たったこれだけで、ユーザーにとってより自然で使いやすい閲覧体験を提供できます。

カテゴリ単位のストーリー性や連続性を保ちたいサイトでは特に有効です。ぜひ、あなたのWordPressサイトにも取り入れてみてください。